父親の悩みを相談し解決した内観療法とは

カウンセリング

ノーネームです。

 

「内観療法って何をするんですか?」

 

僕はいろいろな方から
内観療法について質問をされます。

 

  • 本当に1週間で悩みが解決するんですか?
  • どんな悩みを持つ人が内観療法を
    受けますか?
  • 利用料金はいくらですか?

この記事を読めば内観療法について
詳しく理解できます。

 

ぜひ最後まで読んでください。

内観療法のやり方


内観療法とは
1人の対象者を決めて
幼少期から現在までを振り返ることです。

 

対象者は
自分の家族を中心に
身近な人を1人選びます。

 

  1. お世話になったこと
  2. 相手にしてあげたこと
  3. ご迷惑をおかけしたこと

 

この3つを自分が選んだ人に対して
考えていきます。

 

対象者の振り返りが終わりしだい
別の対象者を選びます。

 

僕は父、母、祖父について
過去のことを振り返りました。

内観療法の種類


内観療法は
2種類あります。

 

  • 集中内観療法
  • 日常内観療法

 

この2つの内容を説明します。

集中内観療法

1つ目は
集中内観療法です。

 

集中内観療法とは
1週間、1人で6畳の部屋に泊まり
内観療法に取り組むことです。

 

自分は集中内観療法を受けました。

 

詳しい体験談は
こちらの記事に書いてあります。

 

集中内観療法では
過去の振り返りをするときに
畳半畳のスペースを
作らないといけません。

 

その作り方を説明します。

 

部屋の角に僕が壁向きで座り
僕の背中を囲うようにして屛風を置き
畳半畳の空間を作ります。

 

畳半畳は
1人があぐらで座れる広さです。

 

畳半畳で
1日15時間内観療法をおこない
2時間ごとに
カウンセラーの方と面談をします。

 

1日8回の面談を行って
過去のことを振り返ります。

 

食事時間は決められています。

 

  • 朝7時
  • 昼12時半
  • 夜18時半

 

お風呂の時間は施設の方が
決めるので自分ではわかりません。

 

お手洗いに行くのは自由です。

 

それ以外の時間は
畳半畳の空間で
自己分析をします。

 

集中内観療法は
軽い気持ちではできません。

 

1週間耐えることができず
脱落する人もいるぐらいです。

 

集中内観療法は
強制的に自己分析をする環境を作るため
効果がでやすいです。

日常内観療法

2つ目は
日常内観療法です。

 

日常内観療法とは
私生活の中で内観療法をやることです。

 

内観療法をする時間を作って
過去を振り返ります。

 

過去を振り返った内容は
ボイスレコーダーなどに吹き込んで
録音して記録をしてください。

 

自分の声を録音することで
面談の代わりになります。

内観療法の効果


内観療法を行うことで
自分を客観的に見れるようになります。

 

  • 非行、うつ、不登校
  • アルコール依存症
  • 対人関係

 

このような悩みを抱えている人は
価値観が極端に狭いです。

 

主観的にしか物事が見えず
客観的な視点で見ることができません。

 

自分が悪いことをしても
全て自分が正しいと解釈します。

 

その解釈が原因で
自分は誰からも愛されないと
被害者意識が強くなります。

 

僕も父が愛してくれないから
上手くいかない人生を送っていたと
思い込んでいました。

 

ですが
内観療法で過去を振り返ることで
客観的な視点から
物事を見れるようになります。

 

客観的に見ることで
僕も悪いと気づくことが
できました。

 

内観療法で
自己分析をする環境を作らないと
客観的に見ることは難しいと思います。

 

なぜなら
私生活の中で自己分析をしようと
考える人はいないからです。

 

優先度が高い仕事、スマホに
意識が向いてしまい
自己分析ができません。

 

なので
意識を集中させるためにも
自己分析をできる環境が必要です。

 

僕も環境を作ることで
集中して自己分析ができました。

 

価値観が広がり
言葉の捉えた方の
解釈が変化しました。

 

解釈が変化することで
心理的負担が軽くなり
悩みの解消になります。

 

効果を実感したい方は
自己分析の環境を作れる
集中内観療法を受けましょう。

内観療法の注意点


内観療法を受けても
効果が出にくい人がいます。

 

  • 内観療法に無理やり連れてこられた人
  • 年齢が高い人
  • 環境の変化に耐えられない人

 

この3つが上げられます。

無理やり連れてこられた人

僕が内観療法の効果を実感し
悩みをかかえる人を無理やり連れて
いく方がいます。

 

他人を無理やり連れてきて
内観療法をやっても効果は出にくいです。

 

なぜなら
内観療法は本人が過去を振り返って
自己分析をするからです。

 

本人が悩みを解消したいと思って
内観療法に取り組まないと
効果はでません。

年齢が高い人

40代以降になると
自我が強くなります。

 

そのため
カウンセラーが教えたことを
素直に受け入れようとしません。

 

  • お世話になったこと
  • 相手にしてあげたこと
  • ご迷惑をおかけしたこと

 

この3つの文言を教えた通りに
話すことができません。

 

  • 文言を順番通りにいえない。
  • 文言の内容を変えて話す。
  • 間違いを指摘しても改善しない。

 

自分は間違っていないと
思い込んでしまいます。

 

カウンセラーが教えたとおりに
素直にできない方は効果が出にくいです。

環境の変化に耐えられない人

内観療法は非日常の空間です。

 

そのため
体調不良を起こす可能性があります。

 

僕も体調不良になりました。

 

症状は頭痛、吐き気、痙攣、悪寒です。

 

内観療法を受ける前に
カウンセラーの方から
体調不良が起きることを説明されます。

 

僕は体調不良で
内観療法を集中できませんでした。

 

ですが
体が環境になれれば
体調不良は改善されます。

 

そして
2日目で僕は症状が改善しました。

 

環境の変化に慣れるまで
あきらめないことが大切です。

利用料金

6泊7日で
税込み6万6千円です。

 

「料金がすこし高いな」

 

「1週間の休みはゆっくりしたいな」

 

僕が内観療法を
受ける前はそう思っていました。

 

ですが
自分は内観療法を受けたことで
父に愛されていたと気づけたので
よかったです。

内観療法の場所

内観療法は
後継者問題で活動している
地域は少ないです。

 

 

この3つで
集中内観療法が受けれます。

 

近場に内観療法が受けれる場所があるなら
ぜひ受けてみてください。

内観療法は何科?

内観療法は
心療内科と精神科の
どちらにも該当します。

 

なので
内観療法は
分類されていません。

 

心療内科と精神科の
両方の症状に対応できます。

まとめ


内観療法は
長年の悩みを解決する手段の1つです。

 

自己理解を深めることで
客観的に物事を見ることができます。

 

その見方によって
自分の価値観が広がり
解釈の変化が起きます。

 

その解釈の変化で
僕も家族の悩みを解消しました。

 

僕は内観療法を体験して
悩みが改善したので受けてよかったです。

 

内観療法が気になる方は
ぜひ受けてみてください。

 

あなたの
悩みが解決するきっかけに
なるかもしれません。

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